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高齢者虐待の現状・・・女性や認知症の被害者が多数

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年々増え続ける高齢者虐待の被害ですが、2006年度より施行された「高齢者虐待防止法」により、その実態が明らかになってきています。

全国の自治体を対象に行った厚生労働省の調査結果によれば、虐待の被害者は女性が77%と大半を占め、年齢的には4割が80歳代で9割近くの方が加害者との同居であったそうです。

また、被害者の約7割が要介護認定者で、その内の64%が認知症の症状があるとのこと。認知症の方を在宅で介護する場合、介護者に掛かる負担が大きく、そのストレスが虐待に及ぶ原因になっている可能性は否定できないでしょう。

ほかに、虐待された高齢者と加害者との関係は、息子が41%、夫が16%と男性の割合が多く、慣れない介護や家事に翻弄され追い詰められた結果なのかもしれません。

残念ながら、死亡に至る例も増える傾向にあり、殺人や心中、介護放棄など悲しい結末を迎える高齢者が存在しているのは事実です。このような悲劇を繰り返さないよう、ほとんどの自治体で対応窓口が設置されていますが、早期発見や予防につながるネットワーク作りはまだまだこれからと言えるでしょう。

このような虐待を防ぐには、やはり介護者の負担を少しでも軽くするような取り組みが必要ではないでしょうか。自治体・ケアマネ等と密接な連携を取り、適切な施設に入所を促したり、ケアプランの見直しや相談を行うなど、積極的な関わりが必要ではないかと思います。

≪参考≫高齢者虐待に見受けられるケース
◎殴る、縛り付けるなどの「身体的虐待」63.7%
◎暴言を吐いたり無視するなどの「心理的虐待」38.3%
◎入浴・食事をさせないなどの「介護放棄」28%
◎年金・貯金などを本人の意志に反して使用する「経済的虐待」25.8%
◎接吻や性交などを強要する「性的虐待」0.7%

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